アスパラがそろそろ売られているんじゃぁないか、と楽しみにして、スーパーへ行ったある日の事。
「「「香椿头」」」(チャンチュントウ)
いつもは見慣れない野菜を発見。
(アスパラも無事発見)
おばちゃんたちが丁度むらがって買っていて、
私が覗いた時には残り3つぐらいしか残っていませんでした。
なんだろう?
日本のフキノトウとか、つくしとか、そんな感じかな?
結構生でも独特の甘い匂いがするこの野菜、パット見雑草みたい。
天ぷらかなんかにしたら美味しいかな?
何にせよ、こんなに人気なんだから、きっと季節の貴重な野菜に違いない…!!
と、おばちゃん達につられて買ってみることに。
家に帰って、夫に(休日だったので家にいた)香椿って知ってる?
と聞くと、あっさり、
「あぁ~チャンチンね~」
と、嬉しそう。
パクチーは嫌いなくせに、香椿は好きだそうです。
チャンチンとは日本名とのこと。
とりあえず調理方法を調べると、卵と一緒に炒めるのが一般的みたい。簡単!!
早速今晩のおかず決定。
触感は茎の部分はコリコリしてていい歯ごたえ。
やはり一番特徴的なのは、口に入れたときの香り!
ふわ~っと口の中に甘い香りが広がって、飲み込んでもしばらく残ります。
卵と一緒だから匂いが緩和されて丁度いいです。
でも、あんまり食べ過ぎると気持ち悪くなりそう。
(特に男性は苦手な人も多いかも)
後日「香椿头」について調べると、
成長すると10mほどになる香椿という木の若芽の部分が食用として売られているみたい。
私が買った時は、200g/12元程度のものでしたが、もっと高いものもあるようで…。(季節ものだからかな?)
栄養素はかなり豊富で、
タンパク質、脂肪、炭水化物に加えて、豊富なビタミン、カロチン、鉄、リン、カルシウム…、などなど
産地はいろいろありますが、河北省が一番多く採れるそうです。
(※百度調べ)
※文中では「チャンチン」、「香椿」、「香椿头」と色々表記していますが、基本的にはどれも同じ種類の植物です。
残りは茶わん蒸しにそっと忍ばせるとか、あとはやっぱり一度天ぷらに…。
日本でも売られているかもしれませんので、見つけたときは是非、卵炒めがおすすめです。
中国版、春が来たなぁ~を味わえます。