人の本棚を覗く趣味があるって訳ではないのですが、
夫のお婆ちゃん(既に亡くなってます)の本が、実家にそのまま残っていたのでいくつか頂戴してきた中の一冊です。
前半の妻の病に対する悲しみや自身の世間へ抱く感情を綴る文章とは打って変わって、原爆の日の描写は生々しく、壮絶です。
著者も45歳という若さで戦後自殺していますが、著者にとって、生きるとは何だったのか、少し皮肉な気がしました。
※作者は原爆投下時、自分の家のトイレに入っていて、直撃を免れたそう。
人の本棚を覗く趣味があるって訳ではないのですが、
夫のお婆ちゃん(既に亡くなってます)の本が、実家にそのまま残っていたのでいくつか頂戴してきた中の一冊です。
前半の妻の病に対する悲しみや自身の世間へ抱く感情を綴る文章とは打って変わって、原爆の日の描写は生々しく、壮絶です。
著者も45歳という若さで戦後自殺していますが、著者にとって、生きるとは何だったのか、少し皮肉な気がしました。
※作者は原爆投下時、自分の家のトイレに入っていて、直撃を免れたそう。