読書感想【柔らかな頬】桐野夏生

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去年ブックオフで購入。当時話題になった作品っぽいのと、
その時ミステリー読みたくて購入しました。(半年ぐらい放置)

ちょっとずつ読もうかと思ったんだけど、
犯人が気になって一気に読んでしまいました。

全体を通して人間の心の暗い部分を辿っていってる雰囲気です。
基本的にみんなどこかしら思い込みとか、欠陥を持ち合わせていて、
娘の失踪というイレギュラーな事件に巻き込まれることで
自分と向き合っていく・・・。

娘をさらった犯人は誰だって事が頭の片隅にずっとあるから、
読んでる最中はかなりモヤモヤしたけれど、読後は意外にもスッキリでした。

ストレス発散用の本としてもいいかも。

ただ結末は賛否両論だったってどこかに書いてあったので、
納得いかない人も多いのでは?
(人それぞれですね・・・。)

(今後続けるか分かりませんが、不定期で読書感想投稿しようと思います。
まずは最近読んだ本からポツポツ載せていきます。)

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