中国歴も随分と長く、
身近な人々はほとんど日本に帰ってしまった・・・。
と寂しそうにぼやくことが増えた夫。
私がいるじゃないか・・・と優しく宥めたところで、
「HSK4級はどうした?」と常にスパルタな反応しか返ってきません。
そんな中国の酸いも甘いも知ってきた夫ですが、彼でもたまにはビビったことがあるらしく。
こいつらなんでみんな血吐いてんだ?って思うくらい真っ赤な唾が出てくるらしい・・・。笑
真っ赤な血の正体は、槟榔(binglang)びんろうという、噛みタバコの一種みたいなものでした。
びんろう(ヤシの木に似ている)の実の種を石灰か何かと一緒に噛むと、
唾液が真っ赤になるそうです。
噛んでると軽い興奮作用があるみたいで、中毒になる人もいるらしい・・・。
中国では普通にパッケージになって売られてるんですが、夫から聞くまで私は全然知らなかったです。
この液体は飲むと胃に負担がかかるから、みんな噛んで唾を吐いて出していたんですね。
(動画とかにもあるので、気になる方は調べてみて。)
ためしに夫も一個噛んでみたらしいけど、気持ち悪すぎて絶対無理とのこと。(うえぇ・・・)