壁は乗り越えるもの、道は己で開くもの

ごついタイトルですが、中身はライトです。

北京の道路は、広くて長くて、そして横断歩道が少ないです。

「すぐそこだからちょっと渡りたいな…。」

という時でも、わざわざ大回りをして、歩道橋を渡って行かねばなりません。
(私の家の近くにあるスーパーも、直線で行ければ5分もかからない位置なのに、
横断歩道がないため遠回りしなければならない。)

いい運動になるので、それはそれでいいのですが、
せっかちな現地人は、黙って遠回りするばかりではありません。

まだこれはかわいい方ですが…。

最近では、道路の横断を防ぐためのバリケードが沢山設けられ、
おいそれと道を無断で渡り切る事は出来なくなりましたが、
柵があれば通り抜け、壁が出来れば上り下りるのが彼らです。

マナー的には完全にアウトなんですが、(実際危険なのでやめてほしい)
この反骨(?)精神は見習うべきものがあるなぁと、思わず感心してしまう自分もいるのでした…。